Amtrak(アムトラックという列車)を予約しました。

アメリカを縦横無尽に陸路で繋いでいる列車 Amtrak(アムトラック)の予約をしました。

4年ぶりとなる次のアメリカ旅行、到着直後すぐに片側5車線、6車線もあるフリーウェイや長距離ドライブをするのはちょっと・・・ハードルが高いと思いました。
それと、諸般の事情によりラスベガスに到着する日程を調整しなければならないため、入国から数日間はラスベガスまで車で行ける範囲のどこかで過ごさなければならないため、まずはアムトラックで長距離移動をすることに決めました。


2018年11月のロサンゼルス ユニオンステーションでの写真です。
この時はサンクスギビングの翌日のブラックフライデーのセール目当てで旅の始まりはアムトラックでした。

4年も経てば『賭け』よりも『保険』を選ぶようになってしまいましたので、到着日の当日にアムトラックに乗車するような飛行機の遅延を無視したスケジュールではなく、到着翌日の列車の予約をしました。
加齢するということは冒険心や挑戦を避けるということでしょうか・・・。


まずはAmtrak(アムトラック)の公式サイトにアクセス。
ロサンゼルスのユニオンステーションの3レターは空港コードと同じく『LAX』です。
目的地のフラッグスタッフ(アリゾナ)の3レターは『FLG』です。
これらを入力すると該当する列車のスケジュールと料金が表示されます。


夕方5:55 ロサンゼルスユニオンステーション発
翌朝4:14 アリゾナ州フラッグスタッフ着
4Southwest Chief(サウスウエストチーフ号) シカゴ行きが表示されました。
コーチ席(広めの座席)で$122
寝台個室で$478〜(部屋の構成、広さによる)

もう少し広めのファミリールームもありましたが、価格が300ドルほど高くなりますので、今回も1番お安い寝台個室(Roomette)にしました。
赤色で下線を引いた部分がコーチ席との違いでRoometteへの決めてとなりました。

・1車両ごとに決められたアテンダントがお世話をして下さいます。

・出発前の駅(ロサンゼルスユニオンステーション)にあるメトロポリタンラウンジへのアクセス権があります。

・優先乗車が出来ます。

(ロサンゼルス ユニオンステーションのメトロポリタンラウンジより専用カートでプラットホームまで移動出来ます。)

・食堂車での食事付きです。

(フラッグスタッフまでは夕食の1回のみFLG以遠は翌日の朝食や昼食、夕食などが距離(到着時間)に応じて含まれます。)

車両のスペックです。

・RoometteとFamily Bedroomは車両内のトイレを利用することになります。

(寝台車両の真ん中のカテゴリーのBedroomは室内にトイレのみ有ります。)

・車両内にシャワールームがあります。

(以前と同じであれば固形石鹸と薄いタオルのみ用意されていてシャンプーはありません。)

・ベッドサイズが3’6″×6’6″なので縦横とも余裕でゆったりとくつろげます。


予約した日の料金(変動性?)で2名分の寝台料金で$427です。


最初にも書きましたが『保険』っていざというときに大事かな、ということで
今回は我が家としてはとても珍しく『保険』をつけたプランにしました。
保険の38ドルを含む合計が465ドルとなりました。
高いけど仕方がありません。
ラウンジでのティータイム(各種ドリンク、各種スナック、Wi-Fiなど)と1泊分の宿泊料金、ステーキなどのディナー料金、部屋のターンダウン(ベッドのセットアップ)などのバトラー的なお世話料金、大きなスーツケース(1人2個まで)の運賃を含めばこれくらいの料金になる・・・と考えないと乗れないですね。
クレジットカードで支払う料金とは別に、
降車時にスーツケースを引き渡してもらうタイミングを狙って一晩お世話してくださった分のチップを現金で手渡すようにしています。
前回は夕食を食堂車ではなくルームサービスにしたりしましたし、何かと細やかな気配りと声がけをしていただいてとても快適な旅ができたのでその分を上乗せさせていただきました。


以前は駅のキヨスク(機械)にQRコードを読み込ませて紙チケットを出力させる方法でしたが、今は届いたメールに従ってQRコードで乗車まで出来るようになったみたいです。
おそらくこのQRコードを使ってロサンゼルスのユニオンステーションの窓口で荷物のチェックイン(Baggage Checkin)が出来るはず。
大きな荷物さえ預ければ出発まで自由です。