Amtrakで ロサンゼルスからフラッグスタッフ へ!! その2

※2016年6月〜7月のアメリカ旅行を書いています。
みんなが気になるAmtrakの食堂車をご紹介します。

まずは自分の部屋=座席までレストランの係員がやってきました。
挨拶と同時に夕食を何時頃に予約したいのかを尋ねられます。
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そして、このような予約票を受け取ります。
この予約票を受け取れば食事の時間まで自由行動です。

そして・・・
座席まで呼びにやってきてくれると思いきや、
車内に流れてきたのは「7:00の予約の人、準備できたよー!」でした(笑)
1回目に聞き逃してしまったのですが、その後気付いてすぐに食堂車へ。
相当私たちを待っていた様子で係りの人が笑顔で出迎えてくださいました。
この食堂車で働く皆さん、本当に楽しそうに働いていました。

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食堂車の様子です。

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4名用テーブルがいくつも並んでいて空席がありましたが、
4名以下の場合は他のグループと相席になるようです。
この日、同じテーブルになったのは
ニューメキシコ州のアルバカーキに帰るという男性。
アムトラックでのんびりとロサンゼルスから戻るようで
色々と話しているうちに日本には行ったことがあるけれど
仕事で台湾へ行くときに乗り換えで成田に降りただけ…とか。
事前に仕入れた情報通り、
Amtrakの食堂車は一緒のテーブルに着いた人と会話を楽しみながら食事をする場なのです。
アメリカ初日にしてかなりハードルの高い英会話レッスンとなりましたが
おかげで今回のアメリカ旅行は言葉の壁がこれまでよりもぐーっと下がったような気がします。

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夕景を眺めながらの夕食がいよいよスタートです。

車内の印刷されたメニューには載っていないのですが、
オススメはステーキディナーだそうです。
ということで、
一緒のテーブルになった男性に何を注文したのか尋ねたところ
「ステーキ」と答えたので
「じゃあ、私たちも!」とみんなでステーキディナーを楽しむことになりました。
他にもローストチキンやパスタなどのディナーが用意されていました。
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パンとサラダです。
最初にサラダをつけるか聞かれます。
サラダをつける場合はドレッシングの種類を尋ねられるので
テキトーに「Ranch(ランチドレッシング) please!」答えました(笑)

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アイスティーとパンです。
もちろん、ドリンクの料金も料理同様に乗車料金に含まれています。

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お待ちかねのステーキです!
注文時に焼き加減を尋ねられますので
血の滴る感じが苦手な私はいつも通り「Midium Well please.」とお願いしておきました。
列車の食堂車でも焼き加減を調整できるとは・・・さすが!お肉の国ですね。

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お肉の断面図です。
きちんと火が通っていて美味しかったです。
付け合わせのマッシュポテトがクリーミーでお肉と合わせると本当に美味しかったです。

ディナーにはデザートまで付いています。
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デザートのチーズケーキです。
アメリカにしては少量の部類に入るような量なのですが、
ものすごく濃厚でリッチな味わいなので大満足でした。
むしろステーキのボリュームがすごくて無理やり食べ終えた感があります。

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こちらは同じくデザートのバニラアイスです。
他にもブラウニーかチョコレートケーキか何かあったはずで
3種類から好きなものを選ぶことができました。

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夕食を食べ終えてもまだ日が沈まない夕暮れ。
楽しい会話と美味しい食事と様々な街並みを堪能できて良かったです。

ちなみに同じ車両に日本人女性の2名組が乗車していたようで、
食堂車で黒人系の女性と一緒のテーブルだったのですが、
そのテーブルは2名ずつの会話だった様子で
2組のコミュニケーションが出来ていなかったのがちょっと残念に見えました。
せっかくの列車旅行、ちょっと勇気を出して話しかけるのも悪くないと思います。
この日本人女性2名組、その後もどこかでバッタリ・・・が複数回ありました(笑)