※2016年6月〜7月のアメリカ旅行を書いています。
ロサンゼルスを午後6時過ぎに出発した
シカゴ行き Southwest Chiefは順調に東へ走り続けました。
深夜になってちょっと目が覚めてしまいました。
上段で眠っていた夫も目が覚めてしまったらしいので、
ゆったりとしている下段のベッドをソファ代わりにして
しばらく外の景色を眺めていたところ、
列車の中からでも数え切れないほどの星や月を眺めることができました。
夜空を眺めつつ、翌日の行動計画の再確認や他愛もない雑談で夜が更けていきました。
目的地 フラッグスタッフの1つ手前の駅、
ウィリアムズ付近で夜が明けました。
この日の列車はウィリアムズ到着時ですでに1時間近くのディレイがありました。
このディレイ、降車後〜レンタカー会社の開店待ちをする私たちにとっては好都合でした。
そして、降車20分ほど前に車両担当のコンシェルジュがやってきて
「次の乗客のためにベッドメイクをさせて欲しい」と言ってきたので
5分ほど部屋を空けて綺麗にしてもらいました。
そして・・・フラッグスタッフに到着!
11時間近くかかってようやく着きました。
アリゾナ州 フラッグスタッフです。
今回、お世話になったコンシェルジュ(バトラー?)です。
降車時にこれまでお世話をかけた分のチップをお渡ししてお別れです。
こちらが今回乗車した車両430です。
2階建てになっていて、私たちは1階の部屋でした。
比較的揺れが少なくて快適にすごせましたので
また機会を作ってさらに東へ、もう少し長時間乗りたいと思いました。
こちらがフラッグスタッフ駅の駅舎です。
レンガ造りが印象的です。
ユニオンステーションで預けた大きなスーツケースなどは
降車後にこの車がみんなの荷物を積んで走ってきてくれます。
自分の荷物がきちんとあるか、
預けたときにもらったタグと番号を照合して確認して
ようやく駅を離れることができます。
荷物を確認し終えた頃に列車は新しい乗客を乗せてシカゴに向けて出発。
ロサンゼルス方向に向かって撮ってみました。
線路をこうして簡単に撮影できるのもアメリカならではですね。
駅舎はすでに開いていますのでとりあえず中へ入ってみました。
窓口は開いていないような感じです。
朝3時過ぎから夜9時半くらいまで駅は開いているようです。
偶然、私たちが乗ってきた列車の別の車両には
アーミッシュの一族が乗車していた模様で驚きました。
私がアーミッシュと初めて遭遇して驚いたように
アーミッシュ側はアジア人との遭遇に不安を覚えたのではないかなぁ…とも思いました。