※2024年秋のアメリカ旅の準備編です。
JALのマイルを利用したアメリカン航空の特典航空券のちょっとした裏技的活用術を書いてみたいと思います。
JALの公式サイトでの提携航空会社の特典航空券の予約の際にも座席指定が出来ました。
JALの公式サイトからの座席指定は前方の座席で空席があったのは3列の真ん中のみで、それ以外の通路側や窓側はやや後方から最後尾までの座席が表示されていました。
まず、アメリカン航空のエコノミークラスはメインキャビンと呼ばれています。
メインキャビンの中でも足元の広いシートはメインキャビンエクストラという足元の広い座席となっています。
JALに問い合わせてみたところ、「メインキャビンエクストラなどの追加料金がかかる座席はアメリカン航空に直接問い合わせてください。」との回答がありました。
アメリカン航空に問い合わせをするに際してはJALで発行された航空券番号や予約番号では通じなかったため、アメリカン航空で使われる予約番号が必要となります。
このことは以前から知っておりましたのでJALの電話問い合わせ窓口でアメリカン航空の予約番号を教えてもらいました。
次に、アメリカン航空では電話窓口ではなく公式サイト aa.com にアクセスして【旅行の管理/チェックイン】というタブをクリックし、予約番号と苗字を入力してログインしました。

JALで予約を入れた時に指定できた座席はもっと後方の座席でした。
JALから座席指定できる座席数は本当に少なくて選択の余地がありませんでした。
今回、aa.comが表示したのは無料の座席以外に追加料金が発生する有料座席もありました。
オレンジ色がメインキャビンエクストラ、緑色はプリファードシートと呼ばれる有料座席、青色は無料の座席です。
私たちは後方に誰かが居ることがとても苦痛に感じてしまう性格なのでトイレ前、ギャレーの斜め前に位置する2列のみの座席を選びました。
3列が続く中で唯一の2列の座席でもあります。

この2席の追加料金は28,900円でした。
約10時間のフライトでは気兼ねすることなく旅の始まりを過ごしたいことや、食事中にリクライニングを元の位置に戻す必要などの気遣いが要りませんので有料でも座席指定できて良かったと思います。
たった1〜2時間程度の短距離移動であればきっと無料の座席でも良いのでしょうが、2食も付いてくるような長距離移動で周囲に気遣うのはさすがにしんどい、というのが本音です。

次にロサンゼルスーホノルル線も空席状況をみるべくaa.com にアクセスしました。

本当はもっと後方の無料の座席でしたが、翼が邪魔になってせっかくの景色を楽しめない、という理由から次の写真にあるプリファードシートを予約しました。

ロサンゼルスーホノルル線は15,550円の追加で座席指定が出来ました。
この座席指定についてはアメリカン航空のスマホアプリにも予約番号を入力すれば反映され、それがそのまま残っていました。

スマホアプリによると出発地と目的地のそれぞれの空港マップ、ターミナル名、ゲート名、バゲージクレームのカルーセル番号などの情報が表示されるようでとても便利です。
おそらく搭乗日当日はこちらにQRコードも表示されるのではないかと思われます。
私の場合はアメリカン航空のAAdvantage(マイレージ会員)でもありますので、そちらの番号でログインをした上でJALで手配した航空券を紐付けしています。
このようにフレキシブルな対応ができるのがアメリカの会社ならではだと思います。

アメリカで大陸横断など6時間前後のフライトでもエコノミークラスには機内食はなく、ドリンクのみの提供でスナックが有料販売されているようです。
また、手荷物の追加料金を支払おうと試みましたが、aa.com で購入していない航空券は当日に出発カウンターでの支払いとなるようです。
JALの公式サイトで予約して座席指定をしたままだと危うく旅の序盤から最後まで不満ばかりを並べそうになってしまう行程でしたが、ちょっとの努力と労力を惜しまずに作業をするだけで何倍も楽しめる旅程になりそうです。


