※2023年秋のアメリカ旅行記は特典航空券と無料宿泊特典の旅です。
外がすっかり暗くなってしまった関西国際空港(KIX, 関空)からいよいよ出発です。

今回も前回の2019年秋と同様にJMBのマイルでの旅行となります。
片道32,500マイルの消費となるプレミアムエコノミークラス(プレエコ)の利用です。

着席後、離陸までに時間に余裕があったようでCAさん(たぶんパーサー)より個別にご挨拶を頂戴しました。おそらくマイル交換による特典航空券利用だからだとは思います。
少しだけでもこういったお声がけをいただくだけで機内でのその後のコミュニケーションが随分と楽になるような気がします。
この時期は1番円安の酷い時期と重なったこともあり、プレエコの搭乗客の大半がアメリカに戻る方などの外国人で、日本人旅行者は私たちとあと1組くらいいらっしゃったかどうか、でした。
プレエコの搭乗率が80%程度に対し、エコノミークラスの搭乗率は50%以下。
ぱっと見では30〜40%程度だったように思います。
ちなみにアメリカ到着20分くらい前の機長によるアナウンスでは搭乗率が全体で50%程度だったそうです。
あと100名くらいの空席があったということです。

定刻通りに出発し、そのまま日本列島を地図に沿って東へ進み、日本の上空でかなりの時間を要してから太平洋に出るような感じでした。

ドリンクの提供時には何かアルコールを、と思っていましたが水分があまりにも足りなさすぎたのでいつも通りの冷たい緑茶(綾鷹)にしました。
以降、最後の最後までずっと綾鷹ばかりを頼んだりギャレーに取りに出向いたり、B787はそれなりに湿度を保てる機材のはずですがとにかく乾燥がひどくてお茶ばかりをいただきました。

少し時間が経った頃に、はがき大のメニューが配布されました。
これとは別に座席前のポケットにはきちんとしたメニュー一覧もありましたがこの時はまだ気付けていませんでした。

たぶん・・・しばらくこういった甘辛い食事とは縁がないのかもしれないなぁ、と思いつついただきました。
搭乗前にラウンジである程度の食事をいただいてしまったため、勿体ないのですが小鉢までには手を出せませんでした。

食後は定番のハーゲンダッツ!
今回は紅茶のタルト味というほとんど見かけたことがないものでした。
解凍までに少し時間がかかりましたが満腹状態は関係なく美味しくいただきました。
寝不足で空港に向かい、ラウンジに専用の部屋が無かったため仮眠する機会もないままでも久しぶりの長時間フライトではサービスを中断するほどではない程度でしたが大きめ(?)な揺れを感じてしまい残念ながら落ち着いてきちんと眠られませんでした。
プレエコではこの間にうどんですかい(JAL専用のミニサイズで縦型になったどん兵衛的なもの)をお勧めされたりしたのですが、胃袋の容量が足りず往路では断念しました。

離陸から8時間後、着陸の1時間40分前に第2食目が届きました。
春雨サラダと杏仁豆腐が添えられていました。

今回は無印良品とのコラボレーションで『ごはんにかける八宝菜』です。
2024年2月末日までの限定メニューです。
下に入っているご飯はもち麦入りで、エコノミーやプレエコの第1食目で採用して欲しいと思うほど美味しかったです。

食事を済ませても少し昔まであった入国に必要な書類が配布される気配などがなく、何もすることが無くなってしまいました。
10時間弱のフライト中、すでに観たことのあるドラマと新作の続編、関連の映画などを観て過ごしましたが、最後の最後では興味のあるものが無くなってしまい音楽を適当に聴く時間となりました。

普段、目安にしているMonterey, Carmel周辺は今回のルートより若干北側だったようでどこを飛んでいるのかよくわからないまま・・・。

少し厚めの雲の下へと降下。
西海岸の朝っていつもなぜか曇り空なのが不思議です。

デスバレー(Death Valley)は見えるのか?見えないのか?どっちなの?と喋りながら眺めていました。

気付けば眼下にはロサンゼルスの西側にあるセンチュリーシティーの街並みが見えていました。

DTLA(ロサンゼルスのダウンタウン、中心街)が見えてきました。
1番高い(?)USバンクタワーもしっかりと見えましたし、遠くにはドジャースタジアムも見えました。

空中で旋回しながら高度を一気に下げ、最後は空港近くのフリーウェイとエアポートホテル群を見て到着を実感。

最初は日本上空を飛ぶ時間があまりにも長かったのでどうかなぁとは思いつつも関空からLAXまで9時間38分と比較的順調な航行時間でした。
これからしばらくの間、4年ぶりのアメリカでの生活が始まります。
つづく・・・












