※このページは2018年11月〜12月のアメリカ旅行記です。
Amtrak アムトラックのサウスウエストチーフ号 シカゴ行きに乗車しました。
アムトラックの車内です。
廊下は1人がやっと通れる狭さで両側に2名用の部屋があります。
入口から見て1番奥がファミリールームと呼ばれる少し大きな部屋などがあります。
今回のアムトラックも前回同様にサウスウエストチーフ号 シカゴ行きで
乗車クラスも前回同様にSuper Roomette(スーパールーメット)と呼ばれる2名用寝台個室です。
これは前回と大きく変わった点です。
ハイスピードではありませんが、なんとWi-Fiが使えるようになりました!!
とはいえ、砂漠地帯など僻地を走ることが多いので期待をしてはいけません。
メールのやり取り、SNSでのメッセージの送受信程度が限界です。
客室内では2名が向かい合わせで乗車します。
今回はゆっくりとくつろぐ前にバトラーがやってきました。
私たちの部屋はドアを開けっ放しでカーテンしか閉めていませんでしたので
カーテンの向こうから「Knock!Knock!Knock!」と聞こえてきました(笑)
今回のバトラーの名前はRyan(ライアン)さんという若い男性でした。
とても楽しそうに仕事をしている雰囲気はこちらまでがさらに楽しくなりました。
アムトラックでの旅のパートナーとして色々とお世話になる人です。
ライアンが早速、私たちにメニューを手渡しに来ました。
今夜のディナーのメニューです。
前回はシークレットメニューとして記載されていなかった
シグネチャーステーキがきちんと書かれています。
こちらはデザートメニューです。
実は、ディナーのために食堂車の予約をしなければならないところ、
ライアンが忙しくて見つからないまま、
呼び出してもなかなか部屋までやってきてくれなくて食堂車の予約ができなくて困っていました。
ところが!
他の部屋から聞こえてきた言葉は「Room Service」です!
これまで知りませんでしたが、
アムトラックでは客室までお料理をデリバリーしてくれるらしいのです。
夫と二人で耳をすまして他の乗客との会話を聞いて『よしっ!』と確認してから
ライアンにディナーをデリバリーでお願いすることにしました。
私の注文はシグネチャーステーキとシグネチャーデザートでした。
ところがシグネチャーデザートが品切れ(いや…始発から乗ったのに?)のため、
勧められるがままに前回と同じくチーズケーキを注文。
これらの料理の代金は乗車代金に含まれているので心配無用。
ついでにドリンクはアイスティーを注文。
夫はデザート無しでシグネチャーステーキを注文。
待っている間、景色を眺めると・・・
Amazon Primeのコンテナです。
この旅行中にものすごい数のAmazon Primeのコンテナを見かけましたし、
めちゃくちゃ大きな倉庫も見かけました。
お待ちかねのディナーです!
シグネチャーステーキです!
マッシュポテトとスチームドビーンズ(三度豆)が付け合わせです。
焼き加減も選べましたので私はミディアム、夫はミディアムレアで注文。
どちらかというと、ミディアムレアのほうが美味しかったです。
そしてデザートは・・・
ニューヨークチーズケーキです。
とってもコッテリとした重たい食感がいかにもアメリカンで美味しかったです。
アムトラックの食事は大味と評されることが多いようですが、
個人的には十分に満足できるものばかりだったと思います。
今回は注文しなかったので付いてきませんでしたが、
お願いすればパンやサラダもつけてくれるかと思います。
食堂車での食事の場合にはパンとサラダとドレッシングの希望を尋ねられますので大丈夫だと思います。
アムトラックの食堂車では4名での利用でないかぎり、
スペースの関係でどうしても相席必至です。
実は往路の飛行機でほとんど眠れずにやってきたこともありヘトヘトに疲れていたので
他の乗客との会話を楽しむ余裕がなかった私たちにとってルームサービスはとてもありがたかったです。
気持ちに余裕があれば無料の英会話レッスンだと割り切って
同じテーブルに着いた方々との会話を楽しむのも良いと思います。
食事後、再びライアンにお願いして食器の回収とターンダウンもお願いしました。
2名用個室が2段ベッドに早変わりです。
寝相が悪い私の方が当然のように下段を使うことになります。
上段には落下防止のロープのようなネットのようなものがありますので大丈夫なはずです。
コーヒーサービス用のタンクです。
朝になればコーヒーをいただくことができます。
この後、シャワールームを利用しましたが、
サウスウエストチーフ号のシャワールームには固形石鹸しかありませんでした。
前回の教訓を踏まえてシャンプーなどを持参しましたが、
狭くて置き場所にちょっと困りました。
とはいえ、
シャワーを浴びられないよりははるかにマシです。
持ってきたはずのリンスインシャンプーを失念してしまい、
リトルトーキョーのNijiya Marketで買ったスーパーマイルドのトラベルサイズ、
今思い出しても…めちゃくちゃ高かったです(泣)
(その後、持参したシャンプーは数日後に見つかりました。)